天体望遠鏡を手作りしてデコったよ

 

地域の親子グループ

やとっこ天文あそび」のメンバー数組(高学年)で

望遠鏡工作をしました。

 

作ったのは コルキットスピカ

初心者向けで 手軽に工作できて 軽くて丈夫

月のクレーターや木星の衛星 土星の輪も観察できる

すぐれものです。

 

今回は 急きょ工作教室をすることになり

あまりお話しの準備ができなかったのですが

工作で手を動かしつつ

この望遠鏡で なにが見えるかな

月の満ち欠けって なんで起きるんだったっけ

ハワイの「すばる望遠鏡」は どれくらい大きいのかな

というお話しを少ししました。

 

 

望遠鏡を手作りするのが とても良いのは

望遠鏡の中身(構造)がどうなっているか

自分で見て手を動かすことで

知ることができるところ。

万が一 ちょっと壊れてしまっても

どうしたらいいか だいたいわかるようになります。

 

* * * * *

 

さて 作りおわったら 使い方の練習です。

用意していた月の写真は

残念ながらちょっと暗くて

はじめての練習には不向きでした。

 

代わりに 部屋にあった大きな時計を目標にします。

慣れないうちは 時計を見つけることに苦労しますが

お友だちどうし 楽しそうにがんばっていました。

 

なんとなく見つけたら

次は ピント合わせです。

これも慣れるまで 少しだけ時間がかかります。

 

時計の文字盤が さかさまになっていることに気づけたら合格です。

次は 壁にかかっているカレンダー・・・。

コツをつかむと どんどん他のものも見たくなっていくのが

とても楽しい時間です。

(本当は 遠くの景色でためすと良いのですが

この日は難しい環境でした)

 

* * * * *

 

これで ひととおり

望遠鏡工作教室はおしまいです。

 

が・・・

 

今回の生徒さん(?)たちは

小学校高学年の女の子たち。

そのあと100均に行って 材料をえらび

冒頭と下の写真のとおり

可愛い望遠鏡に仕上がったのでした。

世界にひとつだけの マイ・望遠鏡です。

 

* * * * *

 

いま、土星と木星がとても見頃になってきました。

 

わが家でも 中学生の娘が 毎日空もようを確認しては

木星と土星を見て楽しんでいます。

プラネタリウムの星も良いけれど

ホンモノの天体の姿には 強烈なパンチ力があります。

 

* * * * *

 

あいプラネットは 秋頃から

西東京市周辺で 望遠鏡教室を 定期的に開催する予定です。

詳細が決まりましたら 各方面でご案内します。

 

※出張工作教室のご依頼は 別途こちらからお問合せください

 

 
2021/08/28 写真追加