【はてなアカデミー】かがくをアートする!天体望遠鏡工作

はてなアカデミー・プレ企画

「かがくをアートする!太陽と月のふしぎ&天体望遠鏡工作」を

2月26日(日)、三鷹市芸術文化センターで開催しました!

この記事では、午後の「天体望遠鏡工作」の様子をご報告します。

★午前の「かがくレクチャー&ちぎり絵工作」の様子はこちらから★

 

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お昼休憩をはさんで、一日コースを選択した10組が再集合。

まずは、完成した天体望遠鏡を一人1つずつ手にとって、

よーく、かんさつ

 

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どんなかたちかな?

重たいかな?軽いかな?

どこが うごくところ?

どこから のぞくんだろう?

 

これから自分が作るものをじっくり観察していきます。

よく見ること、これはサイエンスの種でもあります。

 

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つぎは、材料の確認です。

「筒のかたち」がたくさんあるね。

 

 

ひとつひとつ、取り出しては確認していきます。

実はその後のアンケートで、この材料確認が楽しかった!

というお子さんが何人かいました。

 

先にじっくりよく観察していると

いろんな「筒」にそれぞれ違いがあることに

関心をもって気づくことができますね。

 

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さて、いよいよ作っていきます。

 

じつは、この工作は

「こうやるんだよ」

と教え込んで、大人が手助けすれば50分くらいで作れてしまいます。

 

けれども、あえて一つひとつ、子どもたち主役でやってもらいます。

 

糊付けは、どれくらいの量がいいかな?

はみ出た糊はどうするかな?

筒どうしをぴったりくっつけるには、どうしたらいいかな?

 

ちょっぴり時間がかかるけど、失敗も心配だけど

なんでも手に入り、便利な時代だからこそ

 

今の子どもたちには

「自分で試行錯誤する経験」が、

今の大人には

「子どもの試行錯誤を面白がりながらサポートする大人力」

が必要なのです

 

 

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さて、あっという間に1時間以上。

よく集中してがんばりました。

 

最後は、ちゃんと見えるかな?

のテストです。

今日は固定する器具がないので、なるべく腕を動かさないようにして

スクリーンに出したターゲットを望遠鏡で覗いてみます。

 

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「うーん、見えない」

「・・・あっ、見えた!」

「逆さになってるよ!」

ひとり、また一人と、自分の望遠鏡でターゲットをとらえます。

 

パパやママももちろん、チャレンジ。

 

初めてのお子さんは、見えないことも多いので、

しばらく頑張っても難しいときは

パパやママに確認してもらいます。

 

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天体望遠鏡のおやくそくは、3つでしたね。

①太陽はぜったいに見ない

②昼間にれんしゅうする

③天体を見るときは、三脚を使う

 

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さて、この日の夜、さっそく細いお月さまを

天体望遠鏡で観察した子もいたようです。

 

ママから送ってもらった動画には

初めてのお月さまに大興奮の女の子。

その弾けるような笑顔に、

私たちアカデミーのスタッフも、思わずにっこり。

嬉しい動画のお知らせをありがとうございました!

 

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さいごに、「はてなアカデミー」のおやくそく3つ

①よーく、みること

②ふしぎだな、とおもってみること

③かんがえたこと、思ったことを誰かにお話しすること

 

はてなアカデミーでは、さまざまな分野のおやこ体験や、親子のやりとりを通して

すべての基礎となる「もじ・ことば(国語)」「かず(算数)」「音感」を大切にしながら

人生の宝物になる好奇心を育てます

 

はてなアカデミーは、

子どもたちの自己肯定感

親の自己肯定感

どちらも育てながら、予測がむずかしい時代に

自分の力で人生を楽しくできる子ども

スタッフやメンバーと一緒に育てるところなのです。

 

4月29日の最後のプレ企画「プラネタリウムで音のふしぎたんけん

の後は、いよいよ5月の開講です。

みんなでいっしょにたのしく遊ぶように学び、成長しましょう!