あいプラネット(宇宙のはなし・出張プラネタリウム) 

「ハテナ大学」③ ~太陽は・・・でっかい!!~

「ハテナ大学」③ ~太陽は・・・でっかい!!~

 

「あれ?」を大切にはじめよう!

10月23日に開催した 「ハテナ大学」最終回のテーマは

 

惑星(わくせい)。

 

* * * * *

 

今回も やることが盛りだくさん。

まずは、スライドを使いながら

「うちゅうじん いるかな?」

の問いかけから スタートしました。

 

 

きいてみると

「いる」

「わからない」

に手をあげた子が多かったようです。

 

「ハテナ大学」からのメッセージは

「いる」「いない」「わからない」

どれをえらんでも

 

”自分の意見をもつこと”

 

自分がそう思った

”「理由」をちゃんと

人に説明したり 表現できること”

 

が大切だよ、ということです。

 

* * * * *

 

そんな確認をしたあと

シミュレーションソフトを使って

金星や 土星 木星

もちろん地球もふくめた 太陽系の惑星たちを見て

それぞれ ちがう特徴 がありそうだね

ということに触れました。

 

 

* * * * *

 

前回の「ハテナ大学」で

月の大きさや地球との距離

にびっくりした参加者たち。

 

もう少し 身近に感じてもらうために

今日の工作タイムは

地球と月の もけい作り。

 

 

地球と月のイラストを テグスで結んで完成です。

子どもたちは 大きさのちがいや

地球と月の ”はなれぐあい” を確認しながら

「こんなに はなれてるんだ」

と感じている様子でした。

 

* * * * *

 

さて

お部屋の中の作業がつづいたので

こんどはベランダに出て

この日の ブレイクタイム

 

「火起こし」!

 

館長が 事前に入念に用意してくれた

”まい切り式” の火起こし器で

大人も子どもも 火起こしにチャレンジです。

 

もちろん そう簡単にはいきません・・・

 

うまく火起こし器を まわせなかったり

ようやく 煙が出はじめても

疲れて交替しているあいだに 消えてしまったり。

 

それでも あきらめずに みんなでチャレンジしつづけます。

 

 

とうとうさいごは 館長のがんばりで火種ができました。

ところが・・・

 

火種を 星座のランタンにうつそうとしたところ

 

「あーー(汗)」

 

消えてしまいました。

 

火起こし器を 持っていった館長を呼び止めたものの

すでに 火種は 片づけたあと。

結局、チャッカマンの出番となったのでした(笑)。

 

ハテナ大学では

これは「失敗」ではありません。

むしろ 貴重な気づき(学び)の瞬間です。

 

「火」

 

は 現代の生活では超お手軽だけど

本当は 長い人類の歴史のなかでは

苦労して手に入れてきたものなのです。

 

昔の人たちの 知恵の積み重ねがあって

今こうして チャッカマンや ガスコンロで

自由に簡単に 火を使うことができているのですね。

 

* * * * *

 

さて、ブレイクタイムのあとは 天文あそびにもどります。

 

「太陽ってどれくらい大きいの?」

 

を体感してもらいました。

さきほど つくった 地球と月の模型。

その縮尺(しゅくしゃく)にあわせた 太陽を

U さんが 作ってくれたのです

(直径3㎝の ミニ地球に対して太陽は 3mちょっと)。

 

 

この記事冒頭の写真にある 赤い巨大な丸は

そのサイズ感での太陽です。

あまりの大きさに

みんな 目がまんまる。ことばもないようでした。

 

* * * * *

 

かなりびっくりしたところで

いよいよ 今季「ハテナ大学」さいごのプログラム、

 

「緊急指令!惑星に不時着せよ」

 

ゲームのスタートです。(※1)

 

 

よくとぶ 紙飛行機をつくって

土星や 木星などの

惑星ターゲットにむかって

不時着させます。

 

木星や土星は 大きいけれど

地球や 金星、 水星

ましてや 月(惑星ではありませんが)は

小さすぎて なかなか 不時着できません。

 

大人も子どもも

まずは 大きな 土星や 木星をねらって

紙飛行機を とばしまくったのでした。

 


 

これは、惑星ひとつひとつの

大きさや 形の特徴などに

親しんでもらうための あそびです(※2)。

 

もちろん うまく飛ばすための 紙飛行機の工夫も

ねらいのひとつ。

 

大人も子どもも ひっしに飛ばします。

なかなか ねらった惑星に到着しないので

みんなもう一生懸命。

 

「そろそろ時間~」

と声をかけても

「あと いっかい!!!」

と なんどもアンコール。

 

学齢の小さい参加者さんには

この時間が とくに楽しかったようです(笑)。

 

* * * * *

 

すべての プログラムがおわって

いよいよ 「卒業式」。

 

児童館が準備してくれた

”天体メダル” を 一人ひとりに渡して お祝いしました。

 

* * * * *

 

参加してくれた人全員から ひとことずつ 感想をもらいました。

今年度の ハテナ大学の報告は

その一部を紹介して おしまいにしたいと思います。

 

場を提供してくれ、工作の準備をたくさんしてくれた

多摩市の児童館のみなさん。

じっくりつきあってくれた U さん、S さん。

そして なにより

初の「ハテナ大学」に来てくれた参加者のみなさん、

ほんとうに ありがとうございました!

 

おかげさまで とても 好評だった「ハテナ大学」。

来年度は さらにバージョンアップして実施予定です!!

 

(※1)このアイディアは 和歌山大学教育学部 富田研究室の 富田晃彦先生からいただきました。
(※2)惑星不時着ゲームで使った惑星ターゲットの大きさは 実際の惑星どうしの大きさ比較とは違っていますが、大きい、小さいの順や、地球と月の縮小率はそろえています。
 

【みんなの ひとこと かんそう】
・ありがとうございました。2,3回目しか出られなかったけど、月の話しや模様は初めて知ることがありました。楽しかったです(ママ)
・月のことをいろいろ知れてよかった
・紙飛行機楽しかった
・紙飛行機がめっちゃ楽しかった
・みんなといろんな感動を共有できました
・いくつになっても、気づいたこと、ハテナって思うことは大切だなと思いました(おばあ様)
・惑星がたのしかった
・今日の惑星の工作で、太陽を作るのは大変そうだなと思った