太陽系はどんなところ?
たったいま、私たちは 地球に乗って
太陽のまわりをまわっています。
あなたは いま暮らしている地域の住人でもあり
「太陽系(たいようけい)」の住人でもあります。
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太陽系は まんなかに大きくて重たい太陽が
デン、とかまえています。
まわりには 8個の惑星。
水、金、地、火、木、土、天、海
と学校で習った人も多いことでしょう。
私たちの地球は 3番目のところをまわる
「第三惑星(だいさんわくせい)」です。
太陽から1億5千万キロメートルのところをまわっています。
一番遠い「海」の「海王星(かいおうせい)」だと
45億キロメートルくらいのところ。
地球は1年で太陽の周りをまわる(公転する)けれど
海王星は一回りするのに165年かかります。
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太陽系には そのほか 惑星の周りをまわる
「衛星(えいせい)」
惑星よりちょっと小さめでキャラクターがちがう
「準惑星(じゅんわくせい)」
もっと小さな岩でできた
「小惑星(しょうわくせい)」
ほうき星として知られる
「彗星(すいせい)」
など いろんな天体が太陽の周りをまわっています。
彗星と流れ星がたくさん見える日(流星群)は
とても関係が深いことを 「流星群てナンダ?」 でお話ししました。
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太陽系の中の 距離をくらべるときは
au(エーユー)という単位が便利です。
というのも 宇宙は大きすぎて
メートル(m)や キロメートル(km)だと
あっという間にとんでもなく大きな数字になってしまうからです。
1au は、太陽と地球の距離
1億5千万キロメートルです。
これでいくと
一番外側の惑星の海王星までは
30 au。
太陽と地球の距離の 30倍も遠いところにある、ということです。
でも太陽系は海王星でおわりではありません。
太陽からふきだす 太陽風(たいようふう)という
プラズマは
100~200 au のところまで届いていて、
さらに遠くの 太陽系をかこむように
岩のかたまりがある場所
「オールトの雲」
までは 数万au と考えられています
(太陽と地球の距離の 数万倍も遠い ということです)。
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住人として 自分がくらす場所の
大きさ と 小ささを ぜひ感覚として
知っておいてほしいなと思います。
イラストだと 惑星の大きさと距離感が
つかめないため、たとえば
で見てみると
惑星どうしの距離がとても離れているのが
わかります。
(マウスで近づいたり遠ざかったり
ダブルクリックで天体に行ったりできますよ)。