中学校にてキャリングプラネタリウム(明保中学校)
11月12日(金)、西東京市内の明保中学校の体育館で
キャリングプラネタリウムを実施しました。
総合の授業にて、1年生136名、2年生127名、教職員16名、学校運営協議会スタッフ3名、
合計281名の皆さんに音楽プラネタリウムを楽しんでいただきました。
この授業は、明保中学校 学校運営協議会の皆さまが、
「コロナ禍でたくさん我慢している子どもたちに
なにか素敵なプレゼントをしたい」
との想いで、西東京市の補助金を用意して呼んでくだったことで実現しました。
今回もピアニストで作編曲家の渡辺好美さんと
子どもたちの心に届くメッセージを相談しながら
プログラムを構成しました。
思えば、渡辺さんとの初コラボは今から10年近く前。
近隣の小学校の視聴覚室のアップライトピアノで
渡辺さんは下の娘さんをおんぶして(笑)!
以来、長くお付き合いくださっています。
* * * * *
さて、今回、とくに大切にお話しをしたのは、
ひとつには、
「宇宙」は、おそらく多くの人が想像するよりうんと大きいこと、
宇宙の中の星の生と死、そこから科学が解き明かした
大きな物質循環、
そのひとつの形としての「自分」、ということ。
もうひとつは「宇宙」の時間の長さをきちんと知ると
人間ひとりの持つ時間は
どれほど短いか
どれほどその時間が貴重かがわかる、ということ。
こうしたことを、映像と音楽を通して
ストーリー展開しました。
* * * * *
プログラム終了後、代表の生徒さんからは
「宇宙のことをもっと知りたくなりました」
と感想をいただきました。
また、校長先生からは
「揺れ動く思春期の生徒に
大きな視点から自分を見直すよい機会となるストーリーだった」
と評価していただきました。
校長先生も副校長先生も、お別れの時に
満面の笑顔でお見送りをしてくださったのが、とても印象的でした。
この記事のアイキャッチ画像は、
プログラムの最後に流した、先生方から子どもたちへのメッセージです。
「星のひとつひとつに 輝きがあるように
一人ひとりにも ちがった命の輝きがあります。
夜空に輝く星のように
みなさん一人ひとりが
これからも 自分らしく
輝いていけるよう願っています」
実は、窓口でご対応くださったA先生は、
私の長男が中学時代にお世話になった先生。
久しぶりにお会いできたことが嬉しく、また、こうして
別の形でご一緒することができ、たくさんのご縁に改めて感謝したイベントでした。
キャリングプラネタリウムとして活動させてくださる
一般社団法人 星つむぎの村の皆さんにも心から感謝申し上げます。
そしてなにより、キャリングプラネタリウムを見つけて
大興奮でお電話をしてくれ、当日にむけて何度もやりとりをしてくれた
学校運営協議会の鈴木さん、
素敵なご縁を本当にありがとうございます。
※2021/12/24 本文の一部を編集